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スパークルチームでは、専門性もライフスタイルも異なる多様なメンバーが、「コラボランサー」として活躍しています。
「コラボランサー」とは、業務委託や副業といった枠組みにとらわれず、それぞれの“will”(実現したい想いや目指したい方向性)を大切にしながら、スパークルチームと深く協働する、新しい関わり方のかたちです。
関わり方は人それぞれ。
時間の使い方も、住んでいる場所もさまざまですが、共通しているのは、誰もが“自分らしいあり方”を軸に、スパークルなチームが広がっていくことを願いながら、まっすぐに力を注いでいるということ。
この記事では、そんなコラボランサーのひとり、愛ある気働きで人事と現場を支え続ける伊名岡 茜さん(以下、あかねさん)をご紹介します!

突然の人事異動。それが自身のキャリアを問い直させた。
通信系企業の営業部門からキャリアをスタートしたあかねさん。
当時は、通信サービスを商材として、展示会やイベントへの出展企画・運営、大手家電量販店での販促支援、ブロードバンドを普及させるためのセミナー企画・運営、イベントやセミナーにかかわるスタッフの統括と教育まで、いわゆる「営業支援」と呼ばれる仕事を幅広く担っていました。
「大手量販店の店頭に立って、パソコンを見ているお客様に忍び寄っていくんですよ。通信サービスも同時契約すると3万円引きですよって(笑)。
今思えば、この時の経験が”社交性”を鍛えてくれたのかもしれません。」
スパークルチームの活動でも社交性の資質を存分に活かしているあかねさん。
お客様とすぐ打ち解けているだろう当時の様子が容易に想像できます(笑)。
とはいえ、契約件数が少ないと上長から厳しいコメントもあるようなハードな現場だったそう。
それでもあかねさんはいきいきと働いていたと振り返ります。
しかし、ある日突然、新設されるコンテンツ系の部署へ異動を言い渡されます。
新しい職場で待ち構えていたのは、なんと「お前は仕事ができない」と毎日のように言い続けるチームリーダー。
「コンテンツの販促キャンペーン企画やのWebページの下書きを作れば、修正や指摘が入った真っ赤な状態で戻ってくる。そして誤字脱字も見抜けないのかと詰められる。そんな日々が続いて、徐々に精神的に追い詰められていきました。
当然、周りの人にも相談してみました。でも返ってくるのは、相談した相手の『武勇伝』ばかりだったんですよね。
『俺の時はさ〜』とか、『上司ガチャが悪かったね』とか。
あれ?誰も私の話をちゃんと聞いてくれないな、って思っていました。」
誰も自分のこととして向き合ってくれない孤独の中で、あかねさんはある問いにたどり着きます。
「私のキャリアって、いったい何なんだろう。」
会社の言う通りに動き、望まない部署に異動して、それでも頑張れ・成果出せと言われる。
そんな会社依存のキャリアに、疑問がふつふつと湧き上がってきたと言います。
そうしたなかで、キャリアについて調べていた際に、「キャリアカウンセラー」という職業に出会います。当時のあかねさん自身が求めていたような、相手のキャリアに真剣に向き合う存在です。
「こういう職業って、これから絶対に必要になると思ったんです。自分自身が誰にも話を聞いてもらえなくて、本当につらかった。私以外にもメンタル不調になっていく同僚も多くて。
会社というものは社員のことを一体何だと思っているんだろうって、ずっとモヤモヤしていたんです。」
思い返せば、会社への依存も大きかったとあかねさんは言います。
「異動もキャリアも、仕事までも会社が決めることだと、どこかで思い込んでいました。会社や上司から言われた仕事を忠実に実行するのが”仕事”だと思っていたんですよね。」
しかし、どれだけ忠実に実行しても、会社からの評価は「A・B・Cの3段階でB」。
当時の自分はキャリア自律なんてほど遠かったと振り返るあかねさん。
だからこそ、自分と同じように会社に依存してしまっている人の気持ちが、痛いほどよくわかるんだそうです。
自分と同じようにキャリアや仕事に悩む人のサポートをしたい——その想いを胸に、あかねさんはキャリアカウンセラーの資格取得の勉強を始めます。
そして、人事部門でキャリア開発の仕事をしたいという強い意志を持つようになりました。

人事の仕事が教えてくれた、人の成長に寄り添う喜び
その後、さまざまな社内調整を経て、念願の人事部門への異動が叶ったあかねさん。
最初は、給与計算や勤怠管理を担う就業・給与チームへの配属でした。
希望していた人材開発チームではなかったものの、この経験は後に大きな財産になったと振り返ります。
「労働法や就業規則の知識、給与明細の仕組みへの理解が、人材開発の仕事をする上での土台となっていったんですよね。
人が働く上での基本的なルールを知っていることで、研修の設計や社員との対話にも、ずっと厚みが出た気がします。
あと、給与明細の中身(社会保険など)の見方まで詳しくなったのは、今となっては人生においても有益でしたね(笑)」
その後、採用育成チームへの異動が叶い、新人研修や選抜研修、キャリア開発研修などの企画・運営・講師を担当しました。
なかでも特に手ごたえを感じたのが、全社員を対象に実施したキャリア開発研修だったそうです。
「会社に依存するのではなく、自分で自分のキャリアを描けるようになってほしい。そういう思いを、ようやく形にできたと思いました。
その後、会社は大きな再編を迎えることになるのですが、当時のキャリア開発研修を受講した人の一人から、『あの研修を受けていてよかった』と言われたことは、今でも鮮明に覚えています。」

愛ある気働きで、人事と現場を支える。あかねさんの仕事観
その後もさまざまな経験を経て、現在はフリーランスとしてスパークルチームのコラボランサーとなったあかねさん。
スパークルチームでは、人材開発プロデューサーとして、人・組織領域に課題を感じているクライアントに対して、現状のヒアリングから課題の特定、提案、デリバリー(研修実施)まで、一連を担っています。
「お客様から現状をヒアリングさせていただくとき、いろんな組織の課題に触れさせていただく中で、多くの学びや気づきを得ています。
こういうことも起きているんだ、この組織ではこんなことが課題なんだって。ストレングスファインダー資質の学習欲が働いているのかもしれないですね。」
現状把握がまだ十分でないと感じるクライアントには、現場でどんなことが起きているかを追加でヒアリングしていただくように働きかけることもあると言います。
そしてその細やかなところまで向き合う姿勢は、ヒアリングや提案にとどまりません。
受注から当日までの準備や顧客とのやりとりを含む運営面全般において、あかねさんの仕事ぶりはスパークルチームの中でも誰よりも丁寧だと言われています。
「人事の方って、私たちとの研修だけを担当しているわけじゃないんです。3本も4本も5本も研修を並行して担当していらっしゃいます。研修以外のお仕事も含めると本当に多くの業務を担われている方が多いです。
だから、こちらからの連絡はできるだけわかりやすく、丁寧にしたいと思っていて。それを雑にしちゃうと、参加者への案内も雑になって、人事と現場の間に余計な溝を生んでしまいますよね。それは、絶対に避けたいんです。」
自身が人事として研修を企画・運営してきた経験があるからこそ、担当者の大変さが手に取るようにわかるというあかねさん。その実感が、細やかな気配りとして自然と滲み出ているのです。
研修当日も、参加者の表情や場の空気を絶えず読みながら、講師や人事担当者と目配せを交わし、何かあればすぐに動ける状態を保つ。
どんな現場でも、その場の流れを後ろからしっかりホールドしていく。それがあかねさんのスタイルです。
「場の状況を見ながら、いつでも動けるぞっていう感じでいますね。コーディネーターとして、研修の最終的な責任は私にあると思っています。」
人事と現場の間に立つ、黒子型コーディネーター
このひたむきな姿勢の根っこには、あかねさん自身の原体験があります。
かつて人事として事業部門と向き合っていたとき、会社の発展のために必要と思って企画した研修が事業部門から拒まれたこともあったそう。そのたびに現場に足を運び、丁寧に説明を重ねてきたと言います。
人事と事業部門の間に溝がいかに生まれやすいか、身をもって知っているからこそ、その溝を少しでも埋めたいという思いが自然と行動に出ているのです。
「人事が仕掛けた施策が、事業部門にとって意味のあるものになってほしいんです。参加者の時間だけを奪って、しょうもない研修だったってならないようにしたい。
そのためにも、クライアント企業の人事の皆様にも経営や事業部門の責任者から言われたからやるのではなく、”組織のためにこれが必要だ”という強い意思を持って経営や事業部門に向き合っていてほしいなと思っています。」
そういう人事の方を、少しでも後押ししたい——その想いは、あかねさん自身のやりがいとも深くつながっています。
「自分がサポートした人が輝いてくれるのをみると、うれしいんですよね。
研修の現場で、参加者が『新しい自分に気づけた』と言う瞬間。そしてその様子を見て、人事担当者がほっとした表情を見せる瞬間。
その場に立ち会えるって、すごくいい時間だなと思います。その瞬間って、その人にとっての成長の一歩に違いないですし。」
愛ある気働きで人事と現場の背中を押す——気づけばそれが、あかねさんらしい仕事のあり方になっていたのかもしれません。

人生の折り返し地点。次は「教える歓び」とともに。
「人生の折り返し地点だな」と感じることが増えてきた、というあかねさん。改めて「何がワクワクするか」を振り返ってみたとき、意外な答えが出てきたといいます。
「キャリアコンサルやコーチングに長く携わってきたのですが、一番喜びを感じるのって、実はインストラクションだったんです。
難しいことをわかりやすく伝えて、教えた人のスキルが上がっていく——そこに、すごく歓びがあるなと気づいて。」
20代の終わりには、趣味が高じてスクーバダイビングのプロライセンスを取得したあかねさん。
その活動の中で、同じチームのメンバーにスキルのアドバイスをしたり、海中で見かけた魚の名前を伝えたりする機会もあったといいます。
そうした経験を通じて、できなかったことができるようになる瞬間や、理解が深まる場面に立ち会い、それを支えられることに大きな喜びを感じていたと話します。
現在は、ビーズフラワーの師範資格の取得を目指すほか、華道や着付けのインストラクターも視野に入れながら、「教えること」に関わる新たな領域を模索しているそうです。
さらにもう一つ、こんな展望も話してくれました。
「保育士として働いてみたいんです。
人材育成に長く携わってきて、人の成長の分岐点ってどこにあるんだろうという疑問がずっとあって。だったら幼児教育から関わってみようと。」
スパークルチームでもメンバーにそっと気を配り、優しくフォローしてくれるあかねさん(いつもありがとうございます!)。
そんなあかねさんが保育士という夢を持っていると聞いて、「ああ、あかねさんらしいな」と率直に感じたのを覚えています。
そしてその保育士を目指す背景にも、あかねさんらしい視点が。
「保育士さんが健やかに働ける制度や環境づくりにも、関わっていけたらいいなと思っています。
そうした環境の中で働く保育士さんが提供するサービスは、子どもにとっても絶対にいい影響があると思うんです。」
支える人を、支える。
その視点は、人事とも現場とも、そして子どもとも、どこまでも変わらないようです。
愛ある気働きで、これからも誰かの背中をそっと押し続けるあかねさん。その歩みは、まだまだ続きます!
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