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ストレングスファインダー

ポジティブは「人を笑顔にする天才」!ストレングスファインダーの資質の活かし方をプロが解説

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世論調査のグローバル企業である米国Gallup社が開発した、個人の強みの源泉を発見し、強みの相互依存チームを醸成するためのアセスメントツール、ストレングスファインダー(正式名称「クリフトンストレングス」)

従来の「弱点を克服する」というアプローチとは異なり、「強みに着目し、それを磨き育てる」ことを前提にしている点が大きな特徴です。

このアセスメントを受検すると、一人ひとりが無意識に繰り返している思考や行動のパターンが34の資質として整理され、ランキング形式で表示されます(プランによっては上位5つまで)。

今回ご紹介するのは、その34資質の中でも、日本人受検者のTOP5の資質として6番目に多く登場するとされる「ポジティブ」です。

ポジティブは、周りの人をワクワクさせ、活気を吹き込み、やる気を起こさせることで、チームに希望とエネルギーをもたらしていく資質です。

一方で、「大丈夫、なんとかなる!」の明るさが行き過ぎると、「うわべだけ」「現実を見ていない」と誤解されてしまうことがあります。

この記事では、ポジティブの特徴や強みだけでなく、資質を活かしきれずに起こりがちな「もったいない使い」とその対処法、さらに才能を「強み」へと育てるための「強み開発レシピ」まで、分かりやすくご紹介します。

ゆるラジ
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【ストレングスファインダー資質理解】「ポジティブ」編:人を笑顔にする天才♪

ポジティブとは?〜熱意を自然に分け与える、人を笑顔にする天才〜

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ポジティブをひとことで表すなら、「人を笑顔にする天才」です。
情熱的であり、しかもその熱意を自然に人に分け与えることができる資質です。

「生きていることは素晴らしい」「仕事は楽しいものにできる」「どのような障害があろうと、人は決してユーモアの精神を失ってはならない」——ポジティブは、こうした信念を心の底から持っています。楽天的で希望に満ちていて、「コップに、まだ半分も水が入ってる!」「なんとかなる」「大丈夫」が口癖。落ち込むことがあっても、一晩寝ればまた前向きに気持ちをリセットできます。英語では「Positivity(ポジティビティ)」と呼ばれ、その名のとおり、周囲を明るい気分にさせるエネルギーを持っています。

ひとつ興味深いのは、ポジティブが本領を発揮するのは「ネガティブな人たちを元気づける役」ではない、という点です。得意なのは、単にきっかけを必要としているだけの、基本的にポジティブな人たちを活気づけること。この違いを知っておくと、自分のエネルギーの使いどころが見えてきます。

なお、対照的な資質としてよく挙げられるのが「慎重さ」です。ポジティブが「失敗してもどうにかなる」と考え、賞賛を惜しまないのに対し、慎重さは「失敗しないためにどうにかする」と考え、誤解を招かないよう賞賛を控えめにします。どちらもチームに必要な視点であり、補い合える関係にあります。

ポジティブは、ストレングスファインダーの34資質を4つに分類したうちの「人間関係構築力系資質群」に属しています。

人間関係構築力系資質群とは、自分のことよりもまず周囲の人間関係を考えることに喜びを覚える資質のあつまりで、「場の雰囲気や関係性」を大切にしながら、人と人とをつなぎ、チームとして力を発揮することを得意としています。

ポジティブの場合、持ち前の明るさとユーモアで場の空気そのものを創り出し、チームに前向きなエネルギーを循環させていきます。

ポジティブの“強み使い”と“もったいない使い”

【強み使い】ポジティブのここがすごい!

ポジティブを上位に持つ方は、「仕事もプライベートも楽しくやりたい」という思いを原動力に、仕事でも日常でも自然と周囲に活気を吹き込もうとします。

ここでは、ポジティブらしさが発揮される代表的な特徴をご紹介します。

⚫︎ 周囲を巻き込むエネルギーで、人を惹きつける

ポジティブには、パワーと熱意があふれています。いつも笑顔で、どのような状況でも常に物事のポジティブな面を探すため、自然と人が集まってきます。

「あの人と話すと元気が出る」と言われる存在は、それだけでチームの貴重な資産です。

⚫︎ 職場の空気を一気に明るくする

ポジティブがその場にいるだけで、職場の雰囲気は一気に明るくなります。

重たい会議、行き詰まったプロジェクト、閉塞感の漂うチーム。そうした場面でポジティブが放つ一言やユーモアは、メンバーが顔を上げるきっかけになり、すべての人が前向きな気持ちを取り戻す力になります。

⚫︎ 称賛を惜しまず、メンバーのやる気に火をつける

ポジティブにとって、チアアップは「やりすぎ」になることがありません。人の良いところを見つけては、惜しみなく称賛の言葉をかけることができます。

褒められたメンバーは「見てもらえている」と感じ、やる気を高めていきます。称賛が飛び交う文化は、エンゲージメントの高いチームの土台そのものです。

⚫︎ 逆境でも、ユーモアと希望を失わない

トラブルや困難な局面でも、「なんとかなる」「大丈夫」と希望の兆しを見出すことができます。

落ち込むことがあっても一晩でリセットできる回復力があり、その姿はチームに「この状況でも前に進める」という安心感を与えます。

⚫︎ 日常のあらゆる場面を、楽しいものに変えられる

小さな達成をお祝いごとに変えたり、何気ない集まりを盛り上げたり。日常でも、家族や友人との時間にドラマとユーモアを持ち込んで、その場を楽しくしている方が多いはずです。

「楽しさ」は、人が集まり続けるための、何よりの引力になります。

【もったいない使い】ポジティブのもったいない「あるある」

ポジティブは、チームに希望とエネルギーをもたらす資質である一方、その明るさの出し方によっては、真意が伝わらずに空回りしてしまうことがあります。

ここでは、ポジティブを上位に持つ方によく見られる「もったいない使い」をご紹介します。

⚫︎ 「大丈夫、なんとかなる!」の一点突破になってしまう

何に対しても「大丈夫です、何とかなります!」だけで押し切ろうとすると、うわべだけで現実的でない、と受け取られてしまうことがあります。

本人は本気で希望を見ているのに、根拠が語られないために、その明るさが軽く扱われてしまう。これはポジティブにとって、もっとももったいないパターンです。

⚫︎ 「能天気」「楽観的すぎる」と誤解されてしまう

ポジティブなのはいいけど、もう少し頭を使って考えてよ」「能天気な人だね」——こうした言葉は、ポジティブにとってもっとも傷つくNGワードです。

実際には、周囲の空気を明るく創り出そうとする意図があっての言動なのですが、その意図が伝わらないと、世間知らずで深く考えていない人、と見られてしまうことがあります。

⚫︎ ネガティブな環境で、エネルギーが急降下する

批判的・懐疑的な人や、他人の意欲を削ぐようなネガティブな環境にいると、ポジティブはエネルギーを奪われて、急に元気がなくなってしまいます。

「離れたい」という気持ち自体は自然な防衛反応ですが、避けてばかりだと関わるべき相手との関係が偏ってしまったり、逃げ場のない環境では本人が消耗し続けてしまったりします。

「もったいない使い」への対処法

ポジティブの「前向きに捉えたい、場を明るくしたい」という気持ちは、決して抑え込む必要はありません。

大切なのは、明るさを引っ込めることではなく、その明るさが相手にきちんと届くように、出し方とタイミングをコントロールすることです。そのためにはまず、「あ、いま『大丈夫』だけで押し切ろうとしているな」と客観的に気づくこと。この自己認識が、すべての出発点になります。

そのうえで、先ほどの3つの「もったいない使い」それぞれに対応するヒントをご紹介します。

⚫︎ 「受け止めてから、明るくする」の順番を守る

困っている相手にいきなり「大丈夫、なんとかなるよ!」と声をかけると、不安な気持ちを流されたように感じさせてしまうことがあります。

まず相手の不安や現実の課題をしっかり受け止め、そのうえで「ここまでは手が打てそうだね」と根拠を添えて明るさを差し出す。この順番を守るだけで、同じ言葉がまったく違う届き方をします。

⚫︎ 明るさは「空気を創る仕事」だと、言葉にして伝える

あなたの「大丈夫!」は、ただの能天気ではなく、チームの空気を意図して創り出そうとする行動です。そのことを、周囲に言葉で伝えておきましょう。

悲観的な意見は一見賢く聞こえ、時には正しいこともありますが、それ自体が物事を成し遂げる力ではありません。リスクの検討は「慎重さ」などを上位に持つメンバーに力を借りて、自分は前に進むエネルギーを供給する——そんな役割分担ができれば、明るさは戦力として認められていきます。

⚫︎ エネルギーの「充電計画」を立てておく

ポジティブな環境をすべて避けることはできません。だからこそ、消耗した分を回復させる時間と相手を、あらかじめ確保しておきましょう。

同じようにユーモアやドラマを見出す人と過ごす時間を意識的にスケジュールに入れておくことで、避けられない場面にも余裕を持って向き合えるようになります。

ポジティブを「強み」に育てる!強み開発レシピ

資質を強みに変える方程式

ストレングスファインダーの資質は、その人自身がもともと持っている「才能」です。スパークルチームでは、この資質を「道具」のようなものだと考えています。

どんなに優れた道具でも、使い方を知らなければ十分に力を発揮することはできません。一方で、使い方を学び、経験を重ねて磨いていくことで、その人ならではの大きな強みへと育てることができます。

では、資質を「強み」に変えていくにはどうすれば良いのでしょうか。

ストレングスファインダーの基本となる考え方のひとつに、次の重要な公式があります。

強みの方程式: 資質(才能)× 強み開発レシピ(投資行動)= 強み(能力)

資質は、もともとその人の中にある思考・感情・行動パターンの傾向(=才能)です。
そこに、知識や経験、スキル、人脈などをより磨いていくための”投資行動”を重ねていくことで、はじめて「強み」へと育っていきます。

ポジティブの強み開発レシピ

ポジティブを強みへと育てていくために、意識したい投資行動をご紹介します。

この投資行動を、スパークルチームでは「強み開発レシピ」と呼んでいます。
ここでご紹介するのは、あくまで一例です。料理のレシピと同じように、自分に合うものを取り入れながら、自分だけのレシピへと育てていきましょう。

⚫︎ 「その人に合わせた褒め方」のレパートリーを増やす

一緒に働く人をよく褒めることは、ポジティブにとって大きな楽しみのひとつ。そこにひと工夫加えて、それぞれの人に合わせた評価と称賛の方法を磨いていきましょう。

みんなの前で称えられると嬉しい人、1対1でそっと伝えてほしい人、成果を褒められたい人、過程を見てほしい人。感じたポジティブなことを相手に合う形で伝えると、相手は報われたと感じて励まされ、あなた自身も同じように満たされていきます。

⚫︎ チームの成功を祝うイベントを立案する

小さな目標達成をイベント的にお祝いしたり、定期的に祝賀会を開いたり、祝祭日に行事を企画したり。「祝う」という行為を、チームの仕組みとしてデザインしていきましょう。

ムードメーカーの役割を公式に引き受けることで、ポジティブの才能は「個人の明るさ」から「チームの文化」へとスケールしていきます。

⚫︎ エネルギーを与え合える仲間を、意識的に見つける

同じように人生にドラマやユーモアを見出す人を探して、お互いにエネルギーを与え合える関係をつくりましょう。

ポジティブの明るさは、周囲に分け与え続けるものだからこそ、自分自身への補給が欠かせません。エネルギーを充電できる人との時間を確保することが、この資質にとって最高の栄養補給になります。

まとめ

ポジティブは、情熱と熱意を自然に分け与え、周りの人をワクワクさせながら、チームに希望とエネルギーをもたらしていく資質です。職場の空気を明るくし、称賛でメンバーのやる気に火をつける力を持っています。

一方で、「大丈夫、なんとかなる!」の明るさが一点突破になってしまうと、うわべだけ・現実的でないと誤解されてしまうことがあります。だからこそ大切なのは、明るさを引っ込めることではなく、「まず受け止めてから、根拠とともに明るさを差し出す」という届け方を意識することです。

また、ストレングスファインダーで示される資質は、あくまでその人が持つ「才能」の一部です。同じ「ポジティブ」を持っていても、ほかの資質との組み合わせや経験、置かれている環境によって、その現れ方は一人ひとり異なります。

「当てはまる」と感じた部分も、「自分とは少し違う」と感じた部分も含めて、自分らしいポジティブの活かし方を見つけていくことが大切です。

ぜひ、人を笑顔にする才能をあなたらしい強みへと育て、仕事や人生のさまざまな場面で活かしてみてください!

「ポジティブ」の解説を音声で聴きたい方はこちらから

ゆるラジ
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【ストレングスファインダー資質理解】「ポジティブ」編:人を笑顔にする天才♪

スパークルチームでは、クリフトンストレングス®(ストレングスファインダー)を組織開発へ活用した研修を提供しています。

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